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【ガダオ酋長】伝説

【Chief Gadao】

昔々、ガダオという名の男がいました。彼は、グアム島の南にあるイナラハン（Inarajan）村の酋長でした。あるとても晴れた日、ガダオと数人の友人が、ウマタック村（Umatac）のそばへ釣りに出かけました。釣った魚をたくさん篭に入れ、岸の方に向かっていると、醜い巨大なサメがガダオだちのカヌーに近づいて来ました。勇敢な酋長、ガダオは、槍を掴むと、そのサメを突き刺しました。ガダオの驚異的な力と的確な攻撃によって、サメは退治されました。そんなガダオの優れた功績の数々を聞いて、各村の酋長達が、ガダオをグアム島全土をとりまとめる大酋長にするかどうか検討を始めました。意見は分かれ、大酋長承認に３つの偉業を成し遂げるよう提案されました。その内容とは、泳いでグアム島を５０周すること、素手でココナッツの実を一度で叩き落とすこと、グアム島で一番高い山を平らにならすことでした。ガダオは、即座にこれら難問に挑戦し、たった７日間で全てを成し遂げてしまいました。こうしてガダオはグアム島全土をとりしきる大酋長となりました。

　島で一番高い山、ラムラム山からガダオが動かしたといわれる岩の一つを、今でもピティの海岸でみることができます。

※上記の内容は【GVB グアム政府観光局】】リンクにて、そのまま文面すべて引用したものです。こちら側へ質問、要望は一切受け付けておりません。

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